以前、一箱古本市に参加したことがあり、東京のコワーキングスペースを事務所に雑貨も扱う古本屋になろうかと少し考えたことがあります。
その時にわたしがしたことをお話しします。
まず、本屋に行って、アンティーク関連のお店をはじめるための本を購入しました。
今はその本は手元にないのですが、古本カフェやアンティーク着物屋、アンティーク家具屋さんの
体験談やお店をはじめるために必要な古物商などの資格の取り方、開業までの手続きなども載って
いました。
その後、おそらく県か市の広報で発見した、無料の女性開業セミナーのようなものに参加しました。
これは全6回ほどで開業に関することを全般的に学んでいくセミナーで、グループごとの発表なども
あるので、開業仲間もできやすくなっています。一部の方とは名刺交換もしました。
講師の方にはこのセミナーを受講して開業した方もいて参考になりました。受講後もメンター制度が
あり、相談にのってもらえるようです。都道府県により力の入れ方は違うかもしれませんが、
このようなセミナーは多くの場所で開催されていると思うので気になったら参加してみてください。
その後には、住んでいる県の古書組合が開催した無料の講習会に参加しました。
そこでは、会員の方が自分が開業した時のことをいろいろ教えてくださったので、本好きとしても
大変参考になりました。入札の会場も見させていただけ、質問にも回答してもらえました。
古書組合に参加しなくても古物商の資格を警察で取得すれば古本屋は開業できるのですが、
いろんな珍しい本を見つけたり、会員同士で情報交換したりするためには入った方が良いのかも
しれません。その代わり、役員などの業務も引き受ける可能性があります。
今年はじめてYahooオークションを開始したのですが、これは実際に開業するための腕試しとして
使えるかもしれません。また、フリマなどでお客さんの反応を見たりするのも、開業準備として
役に立つと思います。